ご挨拶 ドクター紹介 施設のご案内 診療のご案内 スタッフ紹介 入院の知識 アクセス リンク
トップページ ドクターノート スタッフノート 産婦人科のお部屋 お知らせ 質問 各種対策 個人情報保護
 
 
 
7月10日更新 
 

 Q&Aコーナーへ質問メールを送る

   === ====


外陰部が痛くて、排尿時にも大変な痛みがあります。どのような病気が考えられますか?


おそらく外陰ヘルペスではないかと考えられます。
外陰ヘルペスの原因はヘルペスウイルス(多くは2型)の感染により水疱をつくり、それが破れ多発性の潰瘍を形成します。
治療は抗ウイルス剤の服用と、抗ウイルス軟膏塗布があります。
その他、まれにですがベーチェット病という外陰部潰瘍を形成する病気もあります。
いずれにしても、病院の受診をおすすめします。



外陰ヘルペスを生理後、何度も繰り返します。よい治療法はないのですか?


現在、抗ウイルス剤を6〜12ヶ月長期服用する治療が、再発ヘルペスの予防のため行われています。
一度外来を受診して、主治医と相談してみて下さい。



白いおりもののような物が出ます・・・性病の疑いがありますか??
また、性病の検査と言うのはどういうことをするのでしょうか?


白いおりもので多いのはカンジダ膣炎です。カンジダはカビの一種で、多くは”かゆみ”を伴います。
カンジダが異常増殖する原因とは、「身体の抵抗力を落とした」という場合が多いと思います。
長期間抗生物質を飲んでいたり、風邪を引いたり、寝不足が続いたり、またはストレスが多い、などが原因と考えられる場合です。

正常のカンジダを含めた真菌というもの自体、ヒトの身体のあちこちに常在するもので、膣の中でいえば正常人でも約10%のヒトから検出されるものであると言われています。
主な性病の検査ですが、クラミジア感染や淋菌感染を疑う場合は子宮の出口(子宮頚管)を綿棒でこすって粘液を採取し、PCRという検査方法で抗原を検出して、3〜4日ほどで結果がでます。トリコモナス膣炎では、膿のようなおりものがあり、膣から採取した粘液を顕微鏡で観察すると、トリコモナスが動いているのが観察されます。梅毒、肝炎、エイズは採血して検査します。




肥満で悩んでおります。最近よいやせ薬があると聞いたのですが教えてください。


自分では肥満と思っていても、実際にはそうでない方が多いです。自分が肥満なのかを知る方法として、体格指数(BMI)があります。計算方法は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値=BMI指数となります。計算の結果が30以上となれば肥満となりますので、治療の対象になります。まずは、ご自分が本当に治療の必要な体重なのかを計算してみてください。
肥満には遺伝的要因と環境因子がありますが、いずれにしても治療の第一段階は、まずは低カロリー食です。飲むだけで痩せるといった薬を見かけることがありますが、医学的な裏付けがないものがほとんどです。おすすめはしません。



最近、よくのぼせた感じになるのと、精神的にも抑うつがあるような気がするのですが、更年期障害でしょうか?


更年期とは閉経前後45〜55才をさします。更年期障害の症状は自律神経系の異常(ホルモン的要因)による、「のぼせ・ほてり・発汗」と精神神経症状による「抑鬱・不眠」の他多種多様で特定できないものが多く見られます。治療として抗うつ剤の投与、結合型エストロゲン(プレマリン)、漢方治療が一般的です。更年期障害は一生続くものではなく、通常は1〜2年で症状が改善します。



夜間何度もトイレに起きます。いつも尿をしたい感じがあり、落ち着きません。
年のせいでしょうか。何かよい治療はありませんか?



過活動膀胱だと考えられます。過活動性膀胱とは「尿意切迫感(急に起こる、抑えられない強い尿意の事)があり、頻尿と夜間頻尿を伴うもの」とされています。また、病因には大きく分けて2つ、神経因性(脳血管障害など)のもと、非神経因性(加齢、骨盤底の脆弱化など)のものがあります。
当院での治療方法は、主に非神経因性の患者様に対して、薬物の投与と行動療法(膀胱訓練、骨盤底訓練)をお勧めしています。また、ウロマスターという器械を用いて骨盤底の筋肉の脆弱を電気刺激で強化する方法も導入しております。(低周波治療器のようなもので、痛くはありません。外来にて20分程度で終わります。)



尿もれがあります。よい治療を教えてください。


尿もれの原因は、過活動性膀胱と同様に、神経因性のものとそうでないものにわけられます。当院ではまず、排尿後直ぐに残尿がないことを超音波にて確認し、過活動性膀胱に準じた治療を行っております。超音波検査にて残尿がある場合は専門医を紹介となります



腰痛の他に下腹部にも大変な痛みがあります。どの様な病気が考えられますか?


卵巣のう腫のけい捻転、尿管結石などが考えられますし、その他には、骨盤内に血液がうっ滞していることなども考えられます。その場合は漢方治療が有効ですが、いずれにしても診察してみないとわかりかねますので、早期の病院受診をお勧めします。



生理の7日ほど前になると頭痛や不安感などがいつも起こります。悪い病気でしょうか?何かよい治療方法はありますか?教えてください。


おそらく、月経前緊張症(PMS)と思われます。月経前緊張症とは、月経前3〜7日前ぐらいから頭痛、不眠、イライラ、不安感、悪心、嘔吐、腰痛、動悸、むくみ、胸が張るなどの不快な全身症状が出現し、月経開始とともに消失します。
原因は未だ不明ですが、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが崩れることが原因と考える説、精神的葛藤が原因と考える説、社会的不安が原因と考える説など、色々とあるようです。治療法としては、排卵が無ければ、月経前緊張症も起らないのでピルの服用による排卵抑制や精神安定剤の服用、漢方療法などがあります。



生理痛があり病院を受診しましたところ、子宮内膜症といわれました。聞いたことはありますが、どのような病気なのかよくわかりません。


月経血逆流説といわれる、生理時に月経血が卵管を通過し、それの血液と一緒に子宮内膜が腹腔内に入り込んで、そのまま子宮の周辺に生着した状態と考えられています。その生着した子宮内膜も子宮内の内膜と同じように生理の度に出血しますので、卵巣に精着した場合は卵巣腫瘍(チョコレート嚢腫)を起こしかねないですし、腹腔内の癒着などを引き起こす可能性があります。治療としては、生理を注射やピルなどで6ヶ月止める方法や、手術療法があります。いずれにしても治療をお勧めします。

生理痛がひどく、市販の痛み止めを服用してやっと我慢している状態です。病院に行けばもっと症状が軽くなる方法があるのでしょうか?それとも、他の人も同じなのでしょうか。


痛みの感じ方には個人差がありますし、診察してみないとわかりませんが、子宮筋腫や内膜症があると痛みが強い場合がありますので、その場合には治療が必要となってくると思います。また、子宮筋腫などの異常が認められない機能性月経困難症というのもあり、その場合痛みの原因は、プロスタグランジンと言われる内因性生理物質による子宮の過収縮です。治療としては、プロスタグランジン合成阻害剤である鎮痛剤(ロキソニンやボルタレンなど)の服用でかなり症状はおさまりますし、低容量ピルも有効です(ピルの副効用)。評価は定まっていませんが、仙骨子宮靱帯切断法などの手術もあります。

下着に小さな黒い物がついていました。
そしてかゆみがあります。何か病気でしょうか?


毛じらみが考えられます。是非受診してください。その際剃毛の必要はありません。
治療はスミスリンパウダーを何度か塗布します。


外陰部がはれて、痛みがあります。どの様な病気が考えられますか?


バルトリン腺嚢胞の感染が考えられます。軽症の場合は抗生剤の服用で改善しますが、膿胞が大きくなってしまった場合は手術(開窓術、全摘)を行います。早めの受診をおすすめします。


機能性出血について教えてください。


機能性出血とは子宮内膜が部分的に破綻された箇所から出血することで、不正出血の30%が機能性出血と考えられています。
主にホルモンのバランスの崩れからくる出血で、あらゆる年齢層にみられます。反復する場合の治療は中容量ピルを服用し、
カウフマン療法を1〜3周期行います。



生理が不順なのですが、心配ありませんか?


生理とは、通常25〜35日ごとに周期的に繰り返される子宮からの出血です。この周期にバラつきがみられるのが、生理不順です。生理不順の原因は性ホルモンの分泌異常などいろいろな原因が考えられますので、一度婦人科を受診してみて下さい。その際、基礎体温を測定していただくことをお勧めします。



生理がいつもは5日間ほどで止まるのですが10日間以上続いています。
病院を受診したほうがよいでしょうか?


生理が止まらない原因としては、いろいろ考えられますが、ストレスなどで、卵巣を刺激するホルモンの分泌に障害がおこり、卵巣から分泌されるホルモンが十分ではない可能性があります。また、その他にも原因はいろいろ考えられますので、ぜひ婦人科の受診をおすすめします。



閉経して10年以上が経っています。最近、膣から何かでてきているようで、外陰部が不快です。
心配ありませんか?


一般的に言う子宮脱が考えられます。その他にも、膀胱が下垂している膀胱下垂、直腸が下垂している直腸脱が考えられます。
治療としては、リングを挿入する方法や手術治療があります。是非、受診をお勧めします。
最近ではガイネメッシュを用いた、子宮を取らずに子宮脱を治療する方法も試みられています。



子宮筋腫の新しい治療法があると聞きましたが、どのようなものなのか教えてください。


1つは子宮動脈塞栓術、もう1つは集束超音波療法という治療が最近用いられるようになりました。子宮動脈塞栓術は大腿動脈よりカテーテルを挿入して、左右の子宮動脈をゼラチンスポンジなどで塞栓し、子宮筋腫を梗塞・壊死さる方法です。適応は子宮筋腫により過多月経、圧迫症状(頻尿など)がある場合。また、子宮筋腫が腫大し、水腎症など認められる場合です。
合併症としては90%に術後疼痛が6〜9時間あります。卵巣機能不全も2〜14%認められています。
集束超音波療法(FUS)は2003年よりわが国でも臨床応用されるようになりました。
ただし、適応除外症例が多い(有茎性筋腫、皮下脂肪が2cm以上、など)のが実情です。また、再発例が多いのですが、繰り返し行える利点があります。ただ、いまだ保険適応外ですので、高額医療となります。



骨粗鬆症の検査を受けたいのですが、どのような検査を行うのですか?


当院ではまずレントゲンを使用して、腕の骨(橈骨)の骨塩量 の測定を行います。 (これで、いわゆる骨のすかすか具合がわかります。)
この検査で年齢別の平均値よりも低い場合や、経過を追うごとに値が低くなってきている様な場合には、尿の中の「NTx」という物質を測定します。
どちらの検査も痛みはなく、保険も適用となりますので、気になる方は一度来院してみて下さい。
癌検診も含め、定期的に検査をすることをおすすめします。



不正出血が続いているのですが、受診した方がいいですか?


不正出血の原因には、子宮・卵巣などに異常の見られない機能性子宮出血(ホルモンバランスのくずれ)と子宮・卵巣などに
異常がみられる器質的疾患があります。 一度受診してガン検診、子宮筋腫などの検査をお勧めします。



冷え性、抑鬱気分があるのですが、更年期障害でしょうか?


更年期の初期では、インヒビンBの低下によりFSHが上昇しはじめます。従って、ホルモン検査を一度すすめます。
また、同時にうつ症状の合併がみられます。一人で悩んでいないで、是非一度婦人科を受診をお勧めします。
必要であれば、神経内科をご紹介します



子宮筋腫があるといわれたのですが、どのような治療法があるのでしょうか?


子宮筋腫は婦人科領域でもっとも多い良性疾患です。
治療法としては、対症療法、手術療法とGnRHアゴニスト療法があります。
どの治療法を選択するかは、筋腫の大きさ・部位、貧血の有無によりますが、担当医とご相談ください。



おりもの(帯下)が続いているのですが、性病でしょうか?


おりものの原因には性病もありますが、カンジダ膣炎や細菌性膣症などいろいろな疾患があります。
最近クラミジア感染が増加傾向にありますので、是非一度受診お勧めします。



月経痛がひどいのですが、病院受診したほうがいいですか?


月経困難症には、原発性と続発性(子宮内膜症)があげられますが、
その原因の診断は大変難しく、対症療法になる患者さんが多いのが現実です。
しかし、ひどい内膜症のケースもありますので、一度受診を勧めます。必要な場合は腹腔鏡などを施行します。



尿もれがひどいのですが、よい治療法を教えてください。


骨盤低群の脆弱と尿路の変移が原因となっていることがあります。
当院では、痛みのない干渉低周波による頻尿・尿失禁の治療(保険適応)も行っております

一度産婦人科、 もしくは泌尿器科を受診してご相談ください



ホルモン補充療法をするとガンになるのでしょうか?



WHI(Women's Health Initiative)研究チームの“ホルモン補充療法への警告”より産婦人科医師のあいだでも、様々な意見がありますが、症状の重症な患者さんには、短期的にホルモン補充を行い、定期的に乳ガン検診を受けるように指導しているのが、
現在一般的と思われます。




月経がなくなり数年になりますが、最近帯下が気になります。受診が必要でしょうか?


閉経後の女性では、内因性のエストロゲンの低下により膣粘膜の萎縮がみられます。
それにより、帯下がみられることがあります。しかしその他、子宮頸ガン、体ガンの検査も同時にお勧めします。



ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸ガンの関係について教えてください


ヒトパピローマウイルスは現在100種類以上分類されており、大きく分けて皮膚型と粘膜型があります。
皮膚型はいわゆるイボですが、
粘膜型の中には尖圭コンジローマも含まれ、特にHPV16、18は子宮頚癌から検出されると言われています。
STD(性感染症)のひとつで、 HPVに感染してから、癌になるまでは7年から18年かかるといわれています。
最近では10代の若者に
HPV感染が増えています。

 



現在38才の妊婦です。ネットで色々見ていると、赤ちゃんの染色体異常が心配になってきました。
絨毛検査は受けるべきでしょうか?


絨毛採取は妊娠9〜12週に行われる検査です。
遺伝性疾患のDNA診断や酵素異常の診断に利用されていますが、必ず受けなければいけない検査ではありません。
また、検査後に流産となることもありますので、ご夫婦、ご家族にて十分な相談の上、
リスク等も含めて納得してから検査を受けられることをお勧めします。



クアトロテストについて教えてください。


クアトロテストはお母さんの血液中のAFP、hCG、E3、インヒビンAを測定・統計処理して、
ダウン症候群、18トリソミー、神経管奇形を予想するものです。
当院では、希望の方には妊娠15〜18週で検査を行っております。
ダウン症の陽性率は9.5%で、検出率は86%と報告されています。



お腹が張って、少し熱もあるので病院を受診しました。絨毛膜羊膜炎の可能性があると言われました。
赤ちゃんは大丈夫でしょうか?


絨毛膜羊膜炎とは卵膜や羊水の感染症を意味しています。
絨毛膜羊膜炎は早産の原因となるだけではなく、赤ちゃんの脳性麻痺の発症の原因となるともいわれています。
十分な治療をお勧めします。



つわりがなく、体重が1ヶ月で3キロも増えてしまいました。
ダイエットした方がよいのでしょうか?


すべての妊婦さんへの体重制限や、ダイエット指導は必要ではありません。
それぞれの妊婦さんの妊娠前の体型等も考慮して、個人に応じた適正な体重増加制限を考えなければなりませんので、
主治医の指示を仰いで下さい。安易にダイエットすることはお勧めできません。



夕方になると、足がむくんでいます。中毒症なのでしょうか?心配ありませんか?


立ち仕事が多い妊婦さんはもちろん、仕事を持たない妊婦さんでも 、
夕方になると足がむくむ方はめずらしくありません。
それだけで妊娠中毒症(現在は高血圧が中心となっています)の心配はないと思います。
しかし、高血圧、蛋白尿がみられる場合は注意が必要となりますので、塩分を控えるようにしてください。
血液の濃縮を起こさないために、水分制限の必要はそれほどありません。



先日の超音波検査で子宮頚管の長さが短いといわれ、手術を勧められました。手術した方がよいのでしょうか?


妊娠中期に子宮頚管が開大して流産してしまう疾患を「子宮頚管無力症」と言います。
子宮頚管長が短いと言われたとのことですが、これは子宮頸管が開きつつある状態です。
このまま放っておきますと流産や早産の可能性が高くなってしまいます。赤ちゃんの為にも手術をお勧めします。




細菌性膣症といわれました。早産の危険性などがあるのでしょうか?


通常は膣の中に乳酸桿菌が存在していますが、この正常な乳酸桿菌が他の複数の菌に置き換わった状態を細菌性腟症といいます。
菌の種類や量にもよりますが、流早産の危険因子であると言う報告もありますので、主治医の指示に従った治療をお勧めします。




現在妊娠3ヶ月で、出血があったのでかかりつけ医を受診しましたところ、絨毛膜下血腫だといわれました。
心配ないでしょうか?


絨毛膜下血腫は早産、死産、常位胎盤早期剥離のリスクが増加するという報告があります。
また特に、血腫が大きいものでは破水、流早産の原因になりますので、十分な治療が必要です。主治医の指示に従って下さい。



妊婦検診で血圧が高めといわれました。心配はありませんか?



今まで「妊娠中毒症」と言われていたものは、2004年から「妊娠高血圧症候群」に改められました。
したがって、妊娠中に血圧が高い場合は、十分気をつけていく必要があります。
高血圧の妊婦さんの場合、赤ちゃんへの影響としては、低出生体重児や新生児死亡が高くなることがあげられます。
母胎側では、腎機能障害、肝機能障害、HELLP症候群、肺水腫、常位胎盤早期剥離、脳出血の続発症が多いとされていますので、
主治医の指示に従って妊娠を管理をしていくことが望ましいと思います。




先日の妊婦検診で尿糖(+)と言われました。糖尿病なのでしょうか?



妊婦検診で尿糖が(+)だったから糖尿病だ、というわけではありません。
本来はすべての妊婦さんに妊娠糖尿病の可能性があります。特に家族に糖尿病を患っている方がいる場合、35才以上の妊婦、
過去3,800g以上の分娩既往のある方、強度の尿糖陽性、もしくは2回以上反復する尿糖陽性、肥満、羊水過多などの場合は注意が必要です。
妊娠糖尿病が疑われる場合は、75g糖負荷試験という検査を行って糖尿病かどうかを判断します。
妊娠糖尿病を早期に発見し、胎児の奇形などを予防することがすすめられています。
(施設によっては、すべての妊婦さんに糖負荷試験を実施している所もあります。)




32週で低置胎盤と言われました。帝王切開などの判断はいつくらいになるものですか?


低置胎盤のはっきりした定義というのはありません。
最近『内子宮口から2cm以内に胎盤があれば90%が帝王切開、2〜3.5cmであれば60%以上が経腟分娩できた』という研究報告がありました。
したがって、診察時に経腟超音波で検査してもらい、胎盤が内子宮口から何cmのところにあるか調べてもらうといいと思います。




妊娠の検診の時の超音波画像を買うことは出来ますか?


当院では妊娠初期から妊婦検診時の超音波画像をビデオに録画し、妊婦さん全員に無料で配布しております。




26歳から現在まで(34歳)高血圧のため降圧剤を服用しています。
降圧剤を服用しながらの妊娠、出産は可能ですか?


高血圧症の原因にもよりますが、原則として妊娠前からの薬を継続して妊娠するようにして、
血圧を140/90mmHg以下に維持するようにできれば、出産は可能です。
ただ、カプトリル、レニベースに代表される様なACE inhibitorを服用している方は、
妊娠中期〜末期まで服用を続けると、胎児に重篤な障害をもたらすことがありますので、
妊娠中期に至る前に、薬の種類を担当の医師に変更してもらってください。



夫の立ち会い出産を希望しているのですが、可能ですか?


立ち会い出産を希望される方には、ご主人と一緒に、両親学級に参加して頂くようにお願いしております。
その他、ご希望がありましたら、可能な限りお応えしたいと思っておりますので、2階助産師に相談して下さい。




個室はありますか?


プライベートを重視した個室は4室ございましてタイプは2種類です。 料金や空室状況など、詳しくはスタッフまでご相談下さい。



里帰りで無痛分娩を希望しているのですが、希望すればやってもらえますか?最近は、どのくらいの方が無痛を選択されているのでしょうか?


希望により、陣痛を半分くらいに和らげる 和通分娩ができます。(痛みがゼロになるわけではありません。)希望者はあらかじめ、麻酔科医師とお話をして頂く必要がありますので、興味のある方は、お早めに医師または外来看護師までお申し出下さい。 また、当院で和痛にて分娩をされた方は、2003年で約1%、2004年では約2%となっております



下の子が小児科で[りんご病]と言われましたが大丈夫でしょうか?


妊娠中のウイルス感染では、風疹、サイトメガロウイルス、パルボウイルスB19などが経胎盤感染をきたす疾患として知られています。
是非担当医と相談し、胎児の厳重な経過観察をお勧めします。



妊婦検診で骨盤位といわれましたが、大丈夫でしょうか?


まず、外来にて胸膝位、側臥位 法の指導をお受けになり、分娩方法については、担当医とご相談ください。
帝王切開とすべきか、経膣分娩とするのかは、統一した見解は得られていません。
しかし、赤ちゃんとお母さんの両方の安全面 を考えると、帝王切開を選択する先生が多いと思います



腹帯はしたほうがよいのでしょうか?


腹帯は日本特有の習慣であり、戌の日にするのも「犬が安産」だからという理由により、古来、
「犬は悪霊を防ぎ狐狸からこどもをまもる」という理由から腹帯をする習慣が存在するようです。
現在は医学的には腹帯の意味はありません。



クワトロテストについて教えてください。


妊娠15〜18週に母体血を採取し、統計処理し、ダウン症、18トリソミーと二分脊椎を検査するものです。
検査するかどうかは、夫婦で相談して決めていただいております。結果は1週間ででます。



妊婦検診で尿に糖がでていると言われました。糖尿病でしょうか?


妊娠中は尿中に糖はでやすくなりますが、しかし、当院では現在尿中に糖の出ない妊娠糖尿病も存在するため、
適当な時期に75g GTT(糖負荷検査)を施行するようにしています。



おりもの検査でGBS(+)と言われましたが、大丈夫でしょうか?


検査にてB群溶連菌がでたとのことですが、妊婦さんの6〜10%に保菌者がいるとされています。
問題は新生児に感染を起こした時には、早期型と遅発型がありますがどちらも後遺症を残す可能性があります。
しかし、あらかじめ抗生剤を投与しておけば新生児への感染は防ぐことができます。

 

 



私は原発性無月経です。結婚して妊娠した人がいると聞いたことがあるのですが、本当に私は妊娠できるのでしょうか?
17歳からプレマリンとディファストンを服用し生理は毎月きています。
妊娠出来るとしたらどういう治療をすればいいのでしょうか。

原発性無月経の原因はいろいろありますが、少なくとも薬で生理があるということは「子宮には問題ない」という事になります。
問題は卵巣機能の検査です。卵巣機能(予備能)が落ちているかどうかは「ホルモン検査」でわかります。
下垂体からのホルモンに問題がある場合は注射で補充可能です。排卵誘発剤を使えば、排卵ー妊娠も可能です。
いずれにしても、「現時点で子どもができない」と自己判断するのは間違っています。
是非一度婦人科を受診して、血中ホルモン検査、卵巣の機能の検査をおすすめします。




学生時代に3か月で8kgダイエットして、無排卵、無月経になりました。
以来10年以上、何件か婦人科に通いましたが全く回復しません。
現在162cm、47kg。ガリガリというやせ方ではないと思います。
体重を増やしたら排卵できるようになりますか?

一般的には体重がもとにもどっても生理は順調にはなりません。
ですので、ホルモン補充と排卵誘発剤を用いながら、定期に生理と排卵を誘発するようにしていけば、
今後の妊孕性(妊娠のしやすさ)には問題ないと思います。
(現在、無排卵、無月経の治療方法はある程度確立しております。)
年齢に関わらず、急激なダイエットは避けた方がいいです。



数年前に性感染症(クラミジア)にかかりました。
その時は病院にかかって完治しましたが、将来不妊症になることはありますか?


必ずしも不妊となるわけではありませんが、クラミジア感染による炎症が両側の卵管や卵管采にあり、卵管が閉鎖してしまっている場合や、卵管と腸管などが癒着してしまっている場合などは、不妊の原因となり得ます。卵管が閉塞しているかいないかは、卵管造影をすることでわかります。  




卵子の捕捉障害とはどういうことでしょうか?


通常排卵が起きるとき、卵管の先端にあたる卵管采が卵巣に極力近づいて行き、卵巣から出た卵をキャッチします。
その後、卵管の膨大部で精子と出会う必要があるわけですが、この卵管采がうまく卵をを取り込むことが出来ない方が
存在するといわれています。 実際には腹腔鏡、卵管造影が正常のでも捕捉がうまくいっているかは証明できません。



卵の段階で染色体異常がわかるといわれたのですが、ほんとうでしょうか?


現在,日本産婦人科学会の勧告で、受精卵の染色体異常の検査は禁止されております。



メタボリック症候群といわれ、薬を出されました、どういうことでしょうか?


無排卵の患者の空腹時血糖(FBS)、インスリンを検査してみると、インスリンが過剰に分泌され、
排卵障害をおこしている方がいることがわかってきました。
そこで、そのような患者さんは、インスリンの感受性を上げる薬(アクトスなど)を処方すると妊娠できる方がいます。



余剰卵をビトリフィケーション(急速凍結法)で保存すると言われましたが、大丈夫でしょうか?


余剰卵の凍結保存には、緩慢凍結法と急速凍結法があります。どちらも 一般的には15〜18%の妊娠率です。
胚盤胞の凍結には急速凍結法が増加傾向にあるようです。



抗精子抗体の検査をすると言われたのですが、どういうことでしょうか?


精子に対する抗体はいろいろ存在しますが、精子不動化試験が一番信頼性があるとされますが、まだ保険適応がありません。
また、この精子不動化試験も変動するとされますますので、3回ほどの検査が必要です。



卵巣過剰刺激症候群について教えてください?


排卵誘発剤を過剰に投与により、卵巣が腫大し、腹水、胸水さらに血液の濃縮により、血栓が形成され、
後遺症を発生することのある疾患です。しかし、早めに予想し治療をすれば、重症化を事前に避けることは可能です。



今40歳ですが、不妊治療は可能でしょうか?


統計をとると40歳をこえると妊娠率は明らかに低下します。 一般的には体外受精でも数パーセントと言われています。



排卵誘発剤で卵巣ガンになると本に書いてありましたが本当でしょうか?


現在は排卵誘発と卵巣ガンには相関関係はないというのが一般的見解です。



このページトップへ戻る

Copyright(C) Gorinbashi.com All right reserved.