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当院での産み分け指導は、SS(セックス・セレクション)研究会のもとに準じて行っております。

現在、日本産婦人科学会の指導により、男女の産み分けの実施については、遺伝問題がある場合に限られております。
ただ「男の子が欲しい」、「1人目が男の子だったから、2人目は女の子が欲しい」という理由での産み分けは認められておりません。
それに基づき、当院では女児希望のためのパーコール重層法による精子の分離については、現在実施しておりません。

男の子希望の場合でも、女の子希望の場合でも基礎体温つけていただいて、ご自分の排卵日を把握するのが大切なポイントとなります。

卵子の性染色体はX染色体だけですが、精子の性染色体はXとYの2種類あり、Y精子が受精した場合は男の子、X精子が受精した場合は女の子になります。
男の子をつくるY精子はアルカリ性に強く、女の子をつくるX精子は酸性に強いという性質をもっていると言われていますので、男の子が欲しい場合にはY精子が入りやすい環境(膣内をアルカリ性に)を、女の子が欲しい場合にはX精子が入りやすい環境(膣内を酸性に)を作ってあげます。

 

    ● 男の子希望の場合
    ・ リンカルS(リン酸カルシウム)を 2ヶ月服用します。
    ・ 基礎体温表をもとに、排卵当日に性交します。
    ≪ポイント≫
・ ご主人の禁欲期間は長め( 5日以上)
・ 女性がオルガズムに達する事(頸管粘液の分泌によりアルカリ性となり、Y精子が子宮へ侵入しやすくなる)
成功率を上げるためには、超音波検査、尿中LHテスト、 血液ホルモン検査をお勧めしております。
   
   

 
 
 
 
 
 
 
    ● 女の子希望の場合
    ・ 基礎体温表をもとに、排卵 2日前に性交します。 
    ・ ピンクゼリーを使用する。
   

≪ポイント≫
・ ご主人の禁欲期間は短く(最低 3日間)
・ できれば、連日の射精
(科学的根拠はありませんが、精子が薄い方がY精子は少なくなると言われている)

排卵日2日前を予測する事は難しいのが現状です。 まず基礎体温を最低3か月測定して、さらにおりものの増加を記録します。一般的にはおりものが増加し始めるのが、排卵の 2日前になります。 基礎体温やおりものからだけでは推測が難しい場合は、超音波検査も併用し、卵胞径から排卵日を推測して、性交日の指導を行います。

参考 『赤ちゃんの産み分け法』杉山力一著(ナツメ社)

   
   

 
 
 
 
 
 
 

○● 男女産み分けを希望される方へのお願い ●○

これらの方法を用いても、約 25%前後の方は性別が希望と異なる児を妊娠します。
現在のところ、100%確実な方法というのはありません。
超音波検査をすれば 7ヶ月には性別がわかります。
希望の性別と異なる赤ちゃんがお腹の中にいると思うと、 その後の日々を悲しく過ごし、さらに分娩後もつらい日々を送られている方を時々見かけます。
産み分けを希望される場合は、希望される性別と異なる児を妊娠されても 「元気な子供であればいい」という前提のもと、心に余裕をもってされることをお願いいたします。